相次ぐエネルギー高騰のなかこのニュースが・・・。
どうも、うな祐です。初投稿させていただきます。ロシアによるウクライナ侵攻における日本政府のこれまでの対ロ制裁。ロシアからの報復が来ると思っていましたが現実になりましたね。侵攻から4か月経ちましたが、とうとう来たかという感じです。以下に時事ドットコムニュースの記事を引用。
ロシアのプーチン大統領は6月30日、日本の商社が参加する極東サハリン沖の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」に関し、ロシアが新設する会社に移管し、現在の事業会社の資産を無償譲渡するよう命じる大統領令に署名した。事実上、ロシア政府が接収するもので、ウクライナ侵攻を受けた対ロ制裁への報復とみられる。日本企業が事業を継続できるか不透明だ。サハリン権益「重要な供給元」 ウクライナ侵攻で資源高騰―エネルギー白書 サハリン2の事業会社サハリンエナジーには、ロシア国営天然ガス独占企業ガスプロムが約50%、三井物産が12.5%、三菱商事が10%それぞれ出資。液化天然ガス(LNG)生産量の約6割が日本向けとなっている。大統領令は今回の対応を「幾つかの国などによる非友好的行為に関する特別経済措置」としており、事業会社が新会社に移管されることで、日本の調達に影響が出る恐れがある。
こういった事態は当初から危惧されていた
英蘭シェルが2月28日にロシアへの抗議の形でサハリン2を含む全事業から撤退することを表明。しかし日本はというとサハリン2における日本への液化天然ガス輸出量はロシアからの輸入のほぼ全量をまかなっており、日本全体の9%を占めています。英国のようにはいきませんでした。今後、ロシアがこれを逆手に取って日本を揺さぶるだろうとみられていたのです。日本は代替え輸入に米国やオーストラリアを考慮しているそうですが、ただでさえエネルギー高騰の世の中で更に電力の供給不足になる可能性もありそうですね。
ここをロシアが制裁してくることは多くの専門家が指摘していました。対欧州へのロシアによる天然ガスの制裁が続き、日本は後回しにされていただけのことだと私は思いますよ。そしてサハリン1。こちらは石油、天然ガス事業ですが、これも次なる制裁に加えてくるのではないかと私は思っています。
ロシア外交は自縄自縛
ロシアには天然資源による外交力があります。しかし、裏を返せばそれしかありません。
欧州への制裁で資源を出し惜しみし始めていますが、果たしてそれで世界が立ち行かなくるかといえば、答えはNOでしょう。確かに資源高騰は招きます。しかし、ロシアと世界の我慢比べとなればロシアに勝ち目はないはずです。中立国の存在が気がかりですが、西側諸国の手前、好き勝手することはできないはずです。
ロシアの実態
ロシアは自給自足が出来てしまう国です。国民に不自由はかけるでしょうが、飢え死にすることは無いでしょうね。旧ソ連時代に逆戻りしそうですが、しぶといでしょう。
既に食料品の一部が高騰しているそうですが、それでもプーチン氏の国民からの支持率は八割を超えているとか。
洗脳かと思ってしまいます。まあロシアは国防としてウクライナに侵攻しているつもりなので、愛国心がある人々の支持を受けるのは矛盾のないことですが・・・。
今後の余波
しかし、東側諸国というのは価値観が西側諸国と大きく違うのだと痛感させられました。今回のウクライナ侵攻の件です。
21世紀になって早22年。未だに20世紀を生きているかのような振る舞いではないですかね?プーチン氏は何を考えているのか分かりかねるのですが、世界をこれ以上混乱に導かないでほしいですね。核をちらつかしたりほんと止めてほしいです。私の持病の統合失調症は妄想型なんですが、これでは持病が悪化しそうですよ。
今年の夏の電力大丈夫でしょうかね。天然ガスの1割が今後入ってこなくなるとなると、発電力が落ちてしまうのではないかと思いますが、岸田政権に託すしかないのが実情。不安です。ポイント付与で節電を呼び掛けている場合じゃないでしょうに。みなさんもそう思いませんか?今年の夏は暑くなりそうです。このニュースの件が国民の生活に様々な追い打ちをかけなければよいですが。厳しいですね。今回は初投稿ということで何を書こうかと思ったのですが、ニュース記事を取り上げてみました。お読みいただいたかたありがとうございました。