実家のリフォーム家族でやった(汗
今年に入って借家にしていた実家をリフォームすることにした。借主が退去したのだ。が、これが酷い。中に入ってみると辺り一面の壁に穴が!
階段の手すりは撤去され、洗面台の鏡も無くなっている。お風呂トイレに至っては10年以上掃除が行われなかったのではないかという有様。
障子は全部破れて網戸も取り外されていた。エアコンのリモコンは紛失されていた。
私たち家族は愕然とした。
外観も以前見かけたころ、ベランダがゴミだらけで気にはなっていたのだが、内装も相当痛んでいたわけだ。
私は学生時代をこの家で過ごした。昔の思い出と共になんだか現状を見て悲しくなった。
借主の家族が育ちざかりに付けた傷がいたるところに見受けられた。恐らく壁の穴はストレスで力任せに殴った後と思われる。
家の状態からその家庭がどういった素性か推測できるというものだ。
借主は家主のこちらに連絡も無く離婚していた。(2年後に発覚)
若い夫婦だったが早くから夫が単身赴任で別居状態のなか、子供たちが荒れていったのだろう。
さて、私は家族と一緒に相談し合った。今後どうするべきか?まず、次の借り手を探したいわけだが、このままでは貸せそうにない。
そう、リフォームだ。が、しかし・・・。
「先立つもの。金が無い!!」
これには困った。ざっと業者に見積もらせての諸経費は250万円。
家賃3年分弱の費用をかけてリフォームしてこの先、新たな借り手がつく保証もなし・・・。さぁ弱った。父が一番弱っていたように思う。
母と妹は契約書を片っ端から読んでいた。そして私も協力した。
結論:賠償請求をかける
相手は借主の勤め先となる会社が契約者だった。ややこしいのだが、直接借主に請求はかけられない。
早速相手の会社に連絡をすると、即おかかえ弁護士に対応させるとのこと。
これはこの先大変かもしれないなとみなが思った。
妹ががんばって見積書と請求書を作ってくれた。
私はというと、アドバイスに徹していた。統合失調症の具合からか体調は良くなかった。気力もあまりない。ただ、家族のためになる様に調べたりした。
交渉は一カ月ほどで済んだ。思いのほか素直に代金を振り込んでくれたのだ。
助かった。後はどこまで業者を入れるかだ。
結論:なるべく自分たちでやる
こうなった。そもそも業者の人件費が馬鹿にならないわけで、いっそグレードアップを試みたかった。そのためには自分たち家族で動くしかないわけだ。
一応言っておくと父は元大工だ。が、父一人で出来るはずもなく家族が駆り出されることになったというわけだ。
リフォームの様子は次回伝えたいと思います。お読みいただいた方ありがとうごさいました。