私が社会不適合者だと思う理由
どうも、うな祐です。
今回はうつ病になる前に、そもそも自分は社会不適合者だったのではないか。
というお話です。
学生時代は問題なく過ごせました。
しかし、社会に出てから集団の中で行動することに苦手意識と空気が読めないことに気付きました。
しかし、私は若さの勢いもあって20代前半は気にも留めずにいました。
しかし、うつ病になって20代後半人生に生きづらさを感じはじめました。
妹が心理カウンセリングの先生を紹介してくれました。
この先生かなりの大物で大学でも講師をしていて医学博士です。
私は隔週でカウンセリングに通い始めました。
そこで先生に言われたこと。「マズローの第5欲求ですね」。
どういうことか説明すると。
マズローの欲求5段階説
第1段階 生理的欲求
第2段階 安全の欲求
第3段階 社会的欲求
第4段階 承認欲求
第5段階 自己実現欲求
最下層の「生理的欲求」から、一段づつ欲求を満たしていき、最終的に最高位の「自己実現」に向かっていくという理論。
これに当てはめると私はどうも4段階の欲求が満たされており、第五の欲求に苦悩していると先生はおっしゃているわけです。
私は正直困りました。
どうしようもないじゃないかと・・・。
確かに私は社会がベーシックインカムのようになり、人々がもっと科学や文学や音楽など文化的に創造的な社会活動で生活できる未来に思いをはせ、現代人の価値観の方向性がせめてそのように向いていけば私はもっと生きやすいと先生に言いました。
先生は妹に言ったそうです。「お兄さん賢いわね。私が見てきたクライアントのなかで3本の指にはいるわ」「あれじゃ社会で生きづらいわね」
後日妹に聞かされた話です。
先生もお手上げということなのか・・・。
自己実現の段階で悩んでいるなら世捨て人になる方が近道だと思いました。
なんの解決にもなっていないわけです。
半年ほどで心理カウンセリングに通わなくなってしまいました。
それからしばらく引きこもったのを覚えています。
それから時は経ち、MBTI診断というものに出会います。
結果はINTP型でした。
論理学者タイプ・例アルバート・アインシュタイン
この性格の人は頭が良く一人で考えにふける傾向があるとのこと。究極のオタクで引きこもりに罪悪感を感じないタイプとも。
下手をすれば世捨て人のようにふるまう。
とも書かれていました。
当たっています。というか小学生時代からの自分の性格をズバズバと言い当てられた思いでした。
結局天才肌で孤独。社会に一番馴染めない性格タイプらしいです(汗
一説によると賢いからこの性格になるのだとも。
他の15種類のタイプらと比べてなぜかINTPだけずば抜けてIQが高いのだとか。
そういえば海外サイトのIQテストをやってみてIQ150以上だったことがありました。
だからなんなんだ。
と思われるでしょう。
ズバリ人と意思の疎通が難しかったり孤独を感じる性格になるそうで、人生において社会不適合者なのはもはや生まれ持った性格だということが判明したわけです。
スッキリしたような絶望を感じるような。
しかし、これで自分は好きなことをしてしか生きていけない!という覚悟ができました。
まともに働くのは目的がある時だけ。
それ以外は好きなことにぼっとうしよう。
そう思えるようになりました。
というかそうしないと人生を立て直せない気がします。
ただでさえみんな必死に生きています。なのに普通の社会生活に向かない私がみんなと競争するということは自分だけスタートラインを後ろにずらされてかけっこをするようなものなんです。
人並の人生を送れるはずないのです。
ならば自分の土俵で勝負していくしかない。
そう思うようになりました。
皆さんは自分に無理をしていませんか。
もしかしてそれは自分らしさの中での苦悩ではなく、、らしくなさからくる苦悩ではありませんか?
自分が出来ることから少しづつ変えていく。毎日のちょっとした積み重ねが自分らしく生きることを手助けしてくれる一番の方法のように思います。
私もマズローの「自己実現の欲求」の実現にチャレンジしていきたいと思います。
それが自分らしい生き方だと気づいたから・・・。
お読みいただいたかたありがとうございました。